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鮎 専科

オトリ鮎も掛かり鮎も25cmクラス H3硬調+0.25メタルです

華麗なる?引き抜き by tetsujin
(2004/7/11 TAKAさん撮影 後ろのVサインはつくチャン 中川原にて)

鮎釣りは 大学時代 釣具屋のアルバイトをしていたときに、常連さんにそそのかされて覚えました。
当時ルアーで東播バスをメインにやっていたのですが、お客さんといろいろ話をしているうちに、『コレハオモシロソウダ』と思ったので、即行動、最初の一尾は近所の小河川(その川の漁協の人も常連さんでした)で 渓流竿で釣り上げました。意外にもすぐに数匹掛かりました。生意気にも泳がせで釣ったものですから、『なーんだ、簡単やん』と思って道具一式揃えたのがこの道に足を踏み込んだきっかけです。
でも そんなに簡単じゃなかったんですよね...。
大学4年間の間に あちこち連れて行ってもらいました。
お客さんに上手な方がたくさんいましたので、かなりの情報通・事情通だったのですが、いかんせん耳年増で技術が伴ってはおりませんでした。でもあまり苦労せずどこでもそれなりに釣れました。

当時の川では お客さんに連れて行ってもらった 広島の西条川が印象に残っています。
まだへたっぴだった私でも軽く50尾近く釣れたんですよ。まだ引き抜きができないころでしたので、掛かるたびに瀬を走り回ってとても忙しい釣りでした。
この日以来 私の鮎釣りが本気モードになったような感じがします。
(余談ですが、そのときの釣行の車が あの幻のTOYOTA2000GTでして 緊張しましたがとても運転が楽しかったです。もう一度乗ってみたいなあ)

この後 大学を卒業して九州に来たのですが、とりあえず球磨川のほとりということで 鮎釣りしている人達にはかなりうらやましがられました。 目いっぱい鮎釣りができるということが唯一のお楽しみだったのですが、来てみたら

『話が違うぅぅぅっ!』

確かに鮎は大きいのですが、ぜんぜん数が釣れない!
道具も揃い 多少自信がつきかけていたころでしたので しばらくはあれこれあがいてみましたが、所詮同じ鮎でも釣り方が違うんですね。おまけに都会の過密放流とは放流数が違いますので、まずは魚の付き場を探すことが大事なことに気が付いたのはしばらくたってからでした。

それでも何度か釣行を重ねるうちにそれなりには釣れましたが、ある日大物狙い専門の人に話を聞いたら 道糸がワイヤー(20年前ですからメタルラインは無かった頃です)で針が11号 錘8号の極太仕掛けだったので 『今の自分の仕掛けでは無理だ』 と悟り 一気に道具をヘビーなものに入れ替えていきました。




で、現在はこういう球磨川専用タックルを使っています。

ロッド  シマノ XL先掛H3 及び 荒技H3 
ライン メタル 0.25号 バリバス or カイゼン バリバスのほうが強いと思います
つまみ糸 ナイロン0.6〜0.8
針  イカリ:アステアタイプ3 7.5〜9号  チラシ:がま球磨川 9.5号
ハリス ホンテロン2号

目通しや背カンなども使いましたが 今はこのウェポン改 渡邊スペシャルだけです。
これで荒瀬からトロ場までどこでも通します。
ちなみにこの仕掛けはザウルスのバス用ラインの2号です。V字背針や逆針などはハンダ付けして作っています。

ずっと4本イカリ専門でしたが、最近3本でもチラシでもそう変わらないんじゃないかと考えまして、いろいろ試しております。初期の皮の弱いアユは 大きな針のほうがかえってばれにくいと思います。

村所などの小河川では 一般的な細仕掛けを使います。


さて、肝心の釣り方です。

本当は瀬が大好きなのですが 球磨川の瀬はなかなか養殖アユでは難しいので まずはチャラ瀬とか瀬尻、瀬肩で最初のオトリを拾いに行きます。
その後夏場なら急瀬 秋なら深トロ狙いに移るのですが 球磨川はなかなか1箇所で釣れ続かないので、あちこち移動することが多いです。足で稼ぐ釣りですね。

近年の球磨川の河川状況では 釣れないときはさっさと帰ってビール&昼寝することが多いです。地元ですので、あきらめも早く 無理に粘ることはあまり無いですね。

お薦め料理
アユ釣りは 釣ってよし 食べてよし 最高の遊びですよね。 
アユの塩焼きに 冷たいビールをきゅきゅっと! おっとヨダレヨダレ(笑)

で、我が家の定番料理法は

1.何と言っても塩焼き! 私は塩でアユを〆ますので、あまり化粧塩をしなくても 充分美味しいです。
  釣り終わったら アユを生かして持ち帰り、自宅でアユ缶の水をほんの少しにして 一握りの塩をぶち込みます。ふたをして3分 これでOK!
 遠方の場合は現地で塩〆してから氷を入れて持ち帰ります。

2.背ごしや 酢じめ 生食ですね。これも釣り師の特権です。 酢じめは酢と昆布で〆るとうまいです。
 姿寿司にしてもいいですが 頭はいらないですね。

3.干物 養殖や水死したアユは 背開きにして 干物に。 朝のおかずにサイコー!

他にもてんぷら(から揚げ)やムニエルみたいにしても美味しいですよ。



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