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カワハギ専科

このところカワハギ釣りにかなりはまっています。
釣ってよし、食べてよし 秋〜冬はカワハギ釣りで決まり!って感じですね。

関東方面は乗合船もあったり随分盛んですが、九州では厄介な餌取でしかないようで、専門に狙う人は殆ど見かけません。そのお陰か、それこそ禁漁区のようにうじゃうじゃいますので、腕を磨くにはもってこいです。

なんと言ってもその醍醐味は『合わせ』です。細かいあたりの中からいかにフッキングするか 明らかに腕・道具・仕掛けの差が出る釣りですから、なかなか奥が深いですよ。


カワハギ用ロッドは自分で作ったものばかりです。


左4本はカーボンバットの硬質ソリッドトップで、錘負荷に応じて何種類かそろえています。トップは何度か削りなおして、自分の好みのあたりが出るようにしてあります。
左3本はダゴチンと兼用の柔らかめの穂先にしてあります。


全てEXファーストテーパーで穂先であたりを取るためかなり削りこんでいますので、1番硬いものでも15号くらいしか錘が乗らないぐらいです。掛け合わせ重視で、聞き合わせはしません。空振りしても結果誘いになるので気にせずバンバンあわせています。

右端は余っていたバスロッドの先を切ってソリッドを継いであります。
ジョイント部分は別の余りブランクで作りました。なかなか良い感じですよ。
布袋竹のグリップは見た目・雰囲気はいいのですが、グリップ感はルアーロッドの方が優れていますね。







入れ込んでまたニューロッドを組みました。
これもカーボンバット&ソリッドティップですが、若干低弾性のものです。
ルアー用のブランクスルー・グリップで最初から作りました。なかなかいい感じに出来ました。
トップのガイドはミニクロ&磯竿用の遊動ガイドで軽量化(簡素化?)したのが功を奏して、柔らかいのにしゃっきりしたティップになりました。


現在リールは余っているバス用ベイトリールを使っています。
現在はABUのアンバサダー・ライト・スプリントです。これは何でもいいと思いますが、フリッピング・スイッチがついているカーボンボディものが便利だと思いますよ。錆びないですし。


仕掛けの説明です。いろいろ試行錯誤して結局シンプルで細めの仕掛けに落ち着きました。これは何の釣りでも共通ですね。

■ ロッド 自作

■ リール バス用ベイトリール ハイスピードタイプ

■ ライン PE0.8〜1.0 リーダーもフロロ2号

■ ミキイト ハリス フロロカーボン2号スパイダーヒッチで直結しています。1.2mくらいのハリスを用意 ヒッチ→ループの一方をカット→ヒッチ→カットでハリスを2本出して、上下にスイベルをつけます

■ 鉤 がまかつ 『早がけ』 10号 大推薦!
  これに勝る虫餌用の針はないです(キッパリ!)

   

■ 錘 8〜15号 水深・潮に応じて使い分ける

■ 餌 青イソメ いまのところこれで充分です オキアミはダメ

■ 集魚器 中錘


これは現在実験中ですが、多少効果があるようです。出来るだけ軽めの物で目立つようにして自作しています。
プラスティックのビーズに バスのシェイキング用ガラスビーズを加えています。ガラスなのでシェイクするとカチカチ鳴っているので、まあ多少は効果があるかなという感じですね。
それにプラスして反射板やティンセル、タコベイトなんかです。
まあ 気分の問題なのですが、誘っているという実感は得られるので、集中力は維持できますね。


さて、肝心の釣り方です。

着底後、穂先が余り曲がらないような状態にしてアタリを待ちます。アタリがではじめてから5秒くらいが勝負です。空振りしてもいいからアタリがあったらとにかくあわせましょう。意外と小さなアタリでも鉤がかりするのがわかると思います。そのための仕掛けです。手返しよく釣りましょう。
アタリがないときは積極的に誘ったり、逆にたるませたり色々やってみましょう。でも、マイボートの場合はドンドン移動した方が手っ取り早いですが(笑)

お薦め料理
カワハギは本当に美味しい魚です。寒い時期の肝は最高です!
我が家の定番料理法は

1.何と言ってもお刺身 肝は生に限ります。火を通すと匂いは消えますが、多少脂っこくなります。
 身を薄づくりにして、身で肝を包んでわさび醤油、もしくはぽん酢にもみじおろしがメチャウマ!

2.鍋物にぶち込む これも最高です。なにも言うことなし。
肝は先にチョット湯通ししておき、炊きすぎないよう注意しましょう。

3.フライも最高! 中骨を丁寧に毛抜きで抜いて、生パン粉を使用してフライにします。
 ウスターでもタルタルでもお好みでどうぞ。サンドイッチにしてもいいですよ。



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